フランスの世界遺産「モンサンミッシェル」に鳥居が出現!
フランスを代表する世界遺産「モンサンミッシェル」。
『西洋の驚異』とも称される小さな島に建てられた巨大な修道院は、8世紀にノルマンディー司教のオーベールが大天使ミカエルのお告げをにより、礼拝堂を建てたことからはじまり、13世紀に今の形になったそうです。
長い時間をかけて増築をかさねていったため、ロマネスク様式、ゴシック様式、ゴシック・フランボワイヤン様式といった様々な建築様式が混在しているユニークなつくりになっています。
モンサンミッシェルは、世界中から観光客が訪れる聖地ですが、地元フランス人に次いで多く訪れるのが、日本人観光客だそうです。
以前あった島と陸を結ぶ道路(堤防)は撤去されて、孤島の景観を守るため、2015年に新しい橋がかかることで、モンサンミッシェルが完全に海上に浮かぶ本来の姿になりました。
モンサンミッシェルへの行き方
パリからTGVでレンヌ駅まで約2時間。レンヌ駅からバスで1時間半ほどかかります。
パリからですと日帰りバスツアー(100~150ユーロくらい)がありますので、そちらが便利です。
モンサンミッシェルの名物オムレツ
モンサンミッシェルに来たら必ず皆さん頂くのが島の名物メニュー「ラ・メール・プラール 」のオムレツです。
すっかり観光名所となっているので、日本語メニューも用意されています。
こちらのレストランは宿泊もできるので、移り変わる島の様子や観光客が誰もいないし~んとした島内を愉しみたい方におすすめです。
モンサンミッシェルの高級食材
モンサンミッシェルの高級食材として知られているのが、入り江の草を食べて育った潮の香りがする仔羊肉プレ・サレ。
潮が満ちて塩分を多く含む草を食べた羊の肉は美味で珍重され、現地の高級レストランで頂くことができます。
焼き加減を注文する時は、ピンク色に焼きあがる「ロゼ」でお願いすると良いでしょう。臭みもなく、柔らかいお肉です。
対岸にあるレストラン「ル・プレ・サレ」が、日本人観光客も多く利用している人気店で、ガイドブックにもよく紹介されています。
引用:レストラン「ル・プレ・サレ」
メニューをみてみると、仔羊肉プレ・サレは、4月1日~10月30日の限定メニューになっていて、コースメニューにはなく、単品のみで注文することができます。
ほぼ地産地消される食材なので、ここを訪れた際には愉しみたいメニューです。
モンサンミッシェルに鳥居ができた理由
厳島神社がある宮島を訪れた時に、はじめてモンサンミッシェルと宮島が観光友好都市であることを知りました!
どちらも世界遺産に登録されていることや海に囲まれた長い歴史のある神聖な場所であることなど共通点が多いですね。
また、宮島を訪れる外国人のなかでフランス人が一番多いそうです!
観光友好都市を提携して今年2019年に10周年を迎えたため、モンサンミッシェルにて10周年記念式典が催されて、モンサンミッシェル市のヤン・ガルトン(Yann Galton)市長と広島県廿日市市の眞野勝弘市長が出席しました。
その際、期間限定で9月末まで、ガルトン市長の知り合いによって造られた鳥居が、モンサンミッシェルのふもとに設置されました!!
引用:クレア・パリ
日本からは、提携の証として共通のロゴマークが贈られました。
今日は世界遺産モンサンミッシェルと宮島について紹介しました。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございます🤗